持って生まれた「なりやすさ」を、DNAから解析
サービス内容
持って生まれた糖尿病の「なりやすさ」とは
2型糖尿病のなりやすさとは、一人ひとりが両親から受け継いだDNA情報に基づいた発症リスクのことです。
2型糖尿病は「生活習慣病」と言われる通り、その発症には生活習慣の影響が大きく影響しますが、体質的な要素も深く関わることが分かっています。
体質リスクによって予防のために取るべき対策の強度が変わりますので、体質リスクを知ることは一人ひとりに合わせた予防アクションを検討する上で重要な意味を持ちます。


体質リスク
高


体質リスク
低
同じレベルの生活習慣リスク
発症
発症しない
同じような生活習慣を送っていても体質リスクの違いが、
発症の有無、発症時期や悪化のしやすさなどに影響すると
考えられています
日本人のDNA情報に基づくことで、正確に体質リスクを評価
ハビタスケアが提供するDNAレビューは、日本人の遺伝子情報を分析した最新の研究に基づいて提供しております。
近年増えてきた遺伝子検査会社の多くは、西洋人のDNA情報が混在していたり、未だ学術的な裏付けが薄弱な情報を使っていたりするケースも多く存在します。
2型糖尿病は、特に人種間の発症リスクやそのメカニズムが違うことが知られています。
ハビタスケアでは、琉球大学の前田士郎教授のご協力のもと、共同研究先である筑波大学 内分泌代謝・糖尿病内科とも連携して2型糖尿病に特化した評価系を作ることによって、学術的な信頼性を担保しています。
<出典>
Assessing the clinical utility of a genetic risk score constructed using 49 susceptibility alleles for type 2 diabetes in a Japanese population., Imamura M, Maeda S, et al., The Journal of clinical endocrinology and metabolism, 2013Oct;98(10):E1667-73.
ハビタスケアのDNAレビュー
日本人のDNA解析情報に基づく
信頼性が担保された学術情報のみをベース
正確性が高く、2型糖尿病以外の不要な個人情報を得ないDNAレビュー手法

一般の遺伝子検査
ほとんどの例で西洋人のDNA解析情報が混在
様々なレベルの根拠が混在
対象疾病以外のDNA情報を同時に取得してしまうものも存在
本研究を実施された研究者からのコメント
遺伝情報を生活習慣改善を促すきっかけに
我々の研究チームは、日本人の2型糖尿病発症に関わる複数の遺伝子多型を総合的に評価し、その結果を2013年10月に発表いたしました。2型糖尿病の遺伝的リスク(体質)を評価することは「自分」を正しく理解し、適切な行動を取るための有意義な情報になると考えられます。但し、遺伝情報だけで発症する/しないが決まるわけではありません。あくまでも客観的な情報の一つとして利用し、生活習慣改善を促すきっかけとなるよう、私どもの研究成果が活用されることを期待しております。

琉球大学医学部
先進ゲノム検査医学講座
前田 士郎 教授/医学博士
体質リスク分析結果(イメージ)
ハビタスケアの体質リスク評価では、日本人全体の中でのリスクレベルの目安を知ることができますので、感覚的に自分の体質リスクレベルが把握できます。リスクレベルに応じて生活習慣の改善強度を調整することによって、一人ひとりに合わせた予防アクションに反映していきます。
分析結果例

一人ひとりのリスクレベルが分かる
日本人全体の中での体質リスクレベルを全体の分布の中で見ることができますので、自分のリスクを感覚的に把握できます。
感覚的に分かりやすい
発症リスクの目安
発症リスクは同じ体質リスクレベルの方が100人いるとした場合に●人発症、というような目安表示をします。あくまで目安の数字ですが、専門知識がなくとも理解頂き、「自分ごと化」に繋げやすい内容になっています。